新宿練習5/15
フォーレ『レクイエム』練習。病み上がりなのでしゃべりを少なくと言いながらも練習が始まると言いたいことがいろいろ出てきてしまう玉山先生の指導。ピアノは津上さん。
フランスの「レクイエム」の歴史を考える時、ベルリオーズ、フォーレ、デュリュフレの3人の作曲家のことを誰しも思い浮かべるだろう。ベルリオーズのレクイエムのスケールの巨大さ、激しさ、あそこまで凄まじいレクイエムが他にあるだろうか。デュリュフレのレクイエムは、第二次世界大戦の悲劇を二度と繰り返すまいという強い思いで書き上げたものではないだろうか。ベルリオーズとデュリュフレ、二人の作曲動機には、時代性がはっきりと見て取れる。幾多の不幸な歴史をみつめ、乗り切ろうとする作曲者の思いがそこにはある。
作曲時期としてはその二つのレクイエムの間に、フォーレのレクイエムは位置する。モーツァルトやヴェルディがそうであったように、フォーレの作曲のきっかけは友人や家族の死にある。フォーレのレクイエムは、近しい人の魂が神のもとで永遠であることを願って書かれたものである。作曲家の個人的感傷的思いの強い作品であるにもかかわらず、普遍的な愛情に満ち、さらに喜びに満ちた至福の作品になっている。そこには多くの作曲家たちの影響もみることができる。希な響きは、何度も精選され天国に向かう魂を見るが如くである。この作品を聴く限り、天国というところもそう悪くはなさそうである。
私はこれまで幾度となくこの作品の演奏にかかわってきた。しかし、この作品のもつ精錬された音色を聴く機会は稀であった。今回小河、玉山という二人の若き合唱指揮者のもと、フォーレのレクイエムを歌いたい合唱団員が集まった。この出会いは、私の合唱指揮者としてのキャリアの頂点にあるものと感じている。
小河、玉山両氏に感謝するとともに、このコンサートのために集まっていただいた100名の人々との深い思いを伝えるコンサートとなることを祈りたい。
2023年7月20日 郡司博
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フォーレ『レクイエム』練習。病み上がりなのでしゃべりを少なくと言いながらも練習が始まると言いたいことがいろいろ出てきてしまう玉山先生の指導。ピアノは津上さん。
跳躍するとき、次に音があがる時、高音を歌うとき。その音にはいってからずり上げたり、ずり下げたりするのは準備が間に合っていない。
4/12(水)立川練習 出席41名(S18,A14,T6,B3)
はじめに郡司先生から玉山先生、津上さんの紹介があり、フォーレ『レクイエム』についてのお話がありました。そのまま郡司先生の練習。
4月最初の立川練習 出席46名(S17/A20/T6/B3)
6時半、練習会場に本番指揮者の郡司先生が登場。始めに先生からご挨拶、そして改めてこの日の指導者小河先生とピアニストの津上先生、両先生の詳しいご紹介がありました。そのあと30分間だけ、郡司先生の指揮で1曲目と2曲目を音名読みで歌いました。
今回新しく楽譜を購入した方、楽譜に小節数がない方は各自書き込みをお願いします。
新宿第2回目のフォーレ レクイエム練習。ソプラノ15名、アルト7名、テノール5名、バス7名
配布されていた募集案内の写真からは想像できない風貌の玉山彰彦先生のご指導、ピアノはこども合唱団でもお馴染みの津上さん。
1INTROITUS・KYRIE 2 OFFERTORIUM 3 SANCTUS