コンサート
今日は7月6日(土)本番を迎える、日歌合唱団『岬の墓』のアンサンブル入り(弦楽器・管楽器・ピアノ)リハーサルが行われました。戦後の復興を願い作られたこの曲は、1963年に作曲家團伊玖磨と詩人堀田善衛により生み出され、以来数多くの合唱団で歌われてきました。
1941年~1945年太平洋戦争に於いて東南アジア諸国・太平洋上で戦死した多くの兵士、沖縄戦や長崎・広島へ投下された原爆で戦争の犠牲となった多くの尊い命。そこから戦後74年が過ぎた今、身をもって平和の尊さを説くことの出来る、戦争の歴史証言者は亡くなりつつあり、私たちは今託された「記憶」を忘れることなく、若い世代に平和を継承していかなくてはならない令和の時代でもあるのです。『岬の墓』の演奏を一人でも多くの人に聞いていただきたいと思います。
”人生の姿を、永遠に解き難い人生の謎を、絶対の真理ー赤い花ーに問いかけるこの詩は、制約された簡素な表現と、その深い内容によって、我々を厳しい内省と思索の世界に誘わずにはいない。”(團 伊玖磨”岬の墓”についてより)
7月6日『岬の墓』を一合唱団員として演奏することの大切な意味を、今日のリハーサルで強く考えました。(長崎原爆を描いた映画『母と暮らせば』は戦争を知らない若い世代の人にもお薦めです)
7月6日(土)ルネこだいら
14:00開演(13:30開場)
《ロシア民族楽器の魅力》
(グースリ・バラライカ・バヤン)
『岬の墓』の他、青島広志作品、木下牧子作品 日本の合唱曲
若く美しい歌手による聴きごたえのある素晴らしい独唱!
本場ロシアから来日する奏者と共に白熱のライブ!
『バンブル・ブギ』『ポーリュシカ・ポーレ』・・
他にも児童合唱・洋楽アンサンブル・女声合唱など
盛りだくさんのコンサート。
皆様お誘い合わせの上 是非ご来場ください!
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