10.20ラター「グローリア」ミューザ川崎公演
2024年10月26日
■公演後 郡司先生からのメッセージ
右近先生 及び オーケストラ 、合唱団 の皆さん 素晴らしい 熱演 !とても 感動しました 。またバーンスタインの エレミアを 歌った 増田弥生さんの 見事 さは 言葉に できません。あまりにも 残酷な エレミアの世界を増田さんの 声の変化によってテキストを 生きたものとして 聞くことができました。 彼女が コンクールで 優勝して以来 ずっと 聞いてきた 僕にとってそのなかでも 圧巻の演奏であったと 思います。と同時に 日本の 声楽界において 欠かせない 歌い手 であることのまたの証明でもありました。 この名演の 裏にはコントロールしバランスを十分に生かした オーケストラの 集中力があったことも忘れることができません。 ラターは 複数の 合唱団の 構成でありながらも 、 高度に 昇華したものになりました。
ただ 全体を通じて 残念だったのは 聴衆が少なかった ことです。 聴衆を 広げる 意識と努力が 足りなかったのだと思います。 音楽をするというのは 人と人とが 対話と 応答を続けながら お互いに 承認しあい 、人は 他者からも認められ そして自分の価値を知り 、ここから連帯や 民主主義も 生まれるのではないでしょう か?そんなことも 考えさせられる コンサートでもありました。
それにしても五人の合唱指揮者が一緒にたべたお昼のお弁当おいしかったなー。
ぐんじ