郡司博からのメッセージ
いつの間にかお盆の時期になってしまいました。6月から始まった少人数制、2交代制の合唱練習も3ヶ月目に入り、多くの人たちがその距離感にも慣れ、一人一人が自立して歌う習慣が身についたせいか、少人数でも各パートの音楽的レベルが向上し、とても充実した練習ができるようになったと思っております。大変な中で会場に集まってくださる合唱団員に深く感謝しています。なお合唱練習に参加できない方からもDVDをみた感想やDVDを見ながら練習をしている様子など、再会を楽しみにしている言葉が寄せられ、私たち指導者、ピアニスト、事務局がどんなに励まされているかわかりません。今月から、念願であった個人用の感染防御のための「シンガーシールド」が完成し利用をはじめました。少しでも感染のリスクを下げ、皆さんが安心して楽しく合唱ができるようにと作成したものです。
合唱に来られる場合にも、お体に気を付けて下さい。練習会場では検温、手消毒、マスク着用を義務化し、練習会場でクラスターを起こさないことを第一の目標と考えています。
9月5日は武蔵小金井駅すぐの宮地楽器ホールで三回に分けてのコンサートが行われます。第1回目はたぶん世界でも初めてとなる「第九」です。まだステージの余裕がありますのでふるってご参加下さい。8月19日は大変楽しい大井先生の練習、29日は本番指揮者右近先生の初めての練習、9月4日は本番前日の仕上げ練習となります。
宮地楽器ホール9月5日午後はいよいよ渡部智也先生の主演による民話オペラです。彼の持ち味がすべて表現されているオペラです。是非ご鑑賞ください、ますます智也ファンが増えることでしょう。その前半は超ベテラン郡愛子さんがその人生の全てをかけたステージとなります。夜は私が指揮をする日本の合唱曲、そしてその前半は若い未来派の演奏です。これは聞きものです。日本の音楽界の未来を背負う彼らの新鮮な息吹が、私たちに勇気を与えてくれます。そして第1部「第九」の前には選り抜きのプロフェッショナルの弦楽奏者、管楽器奏者の珠玉の演奏です。誰でもどなたにでも楽しんで頂けます。
これからも暑さが続きますが、お体に充分気をつけながら!
2020年8月12日 郡司
9月5日宮地楽器ホール演奏会
チケットお申込み・詳細は下記のリンクをご覧ください
第1公演(バロックの名曲&第九)
第2公演(郡愛子&オペラ「石になった男」)
第3公演(未来派&日本の歌)