第九
2018年10月21日
小林研一郎指揮 日本フィルハーモニー交響楽団「歓喜の第九」
無事に終了致しました。満席の会場にお越しいただいた全てのお客様、本当に有難うございました。
マエストロ小林先生 日本フィルハーモニー交響楽団、ソリストの皆様(今井実希様、増田弥生様、後田翔平様、山下浩司様)、有難うございました。
マエストロと日本フィルハーモニー交響楽団の奏でる、最高の「第九」を一楽章から三楽章まで舞台の上で堪能できた至福の時間。オーケストラが全ての音符ひとつひとつに丁寧に命を注ぎ込むような演奏に心が震えるほど感動し、「第九」はベートーヴェンが命を削って書いた傑作なのだと改めて思い知らされました。オーケストラは多彩な輝きを放ち、時に芳醇な音色、重厚で精神の奥深くに届くような、それでいて潔く清冽。集中して聞いていると、音楽に対して敬虔な気持ちが湧いてくるような演奏でした。言葉では表現しきれない音楽でホール全体が満たされ、それを大勢の人々と共有する。なんて素晴らしい時間なのだろうと思います。
そして、マエストロのもとで見事に歓喜の歌を歌いあげた220名の合唱団の皆様、お疲れさまでした。特に初めてオーケストラと歌った皆様、慣れない体験で大変な場面もたくさんあったことと思います。この半年で皆さんの心にはどんな種が蒔かれたでしょうか。本番を終え、日常に戻られたことと思いますが、どうぞその貴重な種を大切に育てる為にも、また合唱団でお会いできることを願っております。
また、今回は多くの合唱団員のご協力で、無事に本番を終えることができました。感謝申し上げます。