新宿練習4/10
フォーレ『レクイエム』月曜夜練習。
はじめに郡司先生から玉山先生、津上さんの紹介があり、フォーレ『レクイエム』についてのお話がありました。そのまま郡司先生の練習。
このフォーレ『レクイエム』それほど難しそうでもないのに合唱曲としてパート毎に声をそろえるのは至難の業。自然の法則に同化させていかないと、カラオケ的に歌ったのではうまくいきません。どうやって隣の人と調和をつくれるか、他のパートと調和をつくれるかを追求しないとなりません。そのためには抑制のきいた表現=他の人や他のパートを聴く ことが必要。
気持ちいい曲だから自分が気持ちよく歌うのではなく、自らしっかりテンポを取り、指揮者の基準に合わせる。自分の年齢分のろうそくを5メートル先から吹き消すような息のスピードが必要。
Sanctusはオケは3拍子、合唱は2拍子(ヘミオラ)。♭や♮を感じ表現する。Agnus Dei 出だしのヘ長調と同じメロディーがニ長調(喜びの調)で終わる。Luxは人知を超えた神の優しさを想像しながら。
続いて玉山先生の練習
全体を通してレガートで歌うためには前からの準備が必要。歌いだす直前にブレスするのではなく、早めに時間をかけてブレスをし、歌いだす音をイメージする。
ドレミ唱のときに シ と歌うと喉が閉まってしまうため スィ の方が負担が少ない。
レガートの中の八分音符や16分音符は流れやすいので、流れの中でも遅れないように。
あるパートが音を伸ばしている時も、他のパートが動く音を聴きながらぶつかる音もつられないようにしっかりと保つ。
バスの低い音は力むと却って音があがってしまう。どうしても低い音が出ないときは少し上を向き加減にしてみては?
次回練習でLibera me と In Paradisum の譜読みを終了し、5月からは戻って細かい練習にはいります。
報告:I
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