基礎
2018年04月07日
4月から6月までの初心者練習は第九を練習するための基礎練習です。声楽付きオーケストラ作品の合唱をする基礎になる、重要な練習です。「大きな作品になればなるほど、細部をおろそかにしてはいけない。細かい作業をいい加減にして完成はあり得ない!」と、楽団員に真剣に話すある指揮者の姿を見たことがあります。
今回初心者練習で合唱の基礎を学べる事は本当に貴重だと思います。例えば第九は女声にとっては発声を間違えると喉を痛めてしまう音域を歌います。だから発声はとても重要なのです。すぐにはできなくても指導者の手本通りに真似をするところから始めてみてください。上手に真似をするのも教わる側のテクニック。楽譜の読み方、数の数え方、ドイツ語の発音の仕方、この基礎練習のひとつひとつの事が、第九を歌うために必要な作業です。練習時間は2時間半、集中しているとあっという間に過ぎてしまいますが、7月からの合同練習に必要なことを学ぶには本当に短い。
初回に参加した合唱歴の長い団員も、先生方の基礎練習をとても貴重だと感じたようです。一から学ぶつもりで取り組みます。初心者練習、来週も休まず出席!!
小林研一郎指揮 日本フィルハーモニー交響楽団
ベートーヴェン 『第九』
7月から後期練習
第九経験者 合唱団員募集してます