合同練習8/6
8/6(日)合同練習(立川)61名(S21/A24/T9/B7)
指導 郡司先生 ピアノ 小林先生・津上先生 オルガン 前田先生
小河先生、玉山先生 エキストラ参加(S1/T1/B2)
本番指揮者練習
郡司先生よりフォーレレクイエムを歌うにあたって合唱団員に絶対に理解してほしい事:個人的な感情をこめて歌わない、自己満足に陥らない。歴史的・普遍的な意味を追求しあくまでも芸術作品として演奏する、その方向性を忘れないでほしい。一音たりともそれを忘れた声を出さない。
第1曲
合唱とオーケストラの調性の違いを知る。Requiem:母音の音色を統一する。常に支えのある声、息の量をコントロールする。テノールソロ:細かく指導。自分の中で一番いい声で歌ってほしいが、パート内でできる限り音量を一致させてほしい。ソプラノ:発声の都合で息の量が変化しない。S子音しっかり発音してほしい。Exaudi:誰に向かって歌うか?神様に向かって歌うので相当優しくしないと聞いてくれない。Christe:減七和音の不安感を壊さない。
第2曲
全体にレガート。アルト、テノールの音色を揃える。音程を下げない(同じ音が続くときに必ず上げ直す)O domine:アクセントの位置を間違えない。79:Oソプラノの出し方に内容がないと指摘あり。レクイエムは死者の為に神に歌う。89:Amen、ソプラノは90のmenで必ず指揮(少しrit.かかります)を見てブレス。ファ♯最高音への到達の仕方。ここは細心の注意をはらう。
第3曲
男声の響きがとても良い。ソプラノは夢心地で歌わない、スピリットがあるように。フォーレの曲は独特な優しさで他の作曲家にはない音色なのでそれを軽く歌わない、エネルギーのあるpp。Sanctus:Sa,s子音からaに入った瞬間a母音の明るさを出す。11:ソプラノ、レ♭の音は変化がわかるよう見せる。男声が歌う時だけオーケストラに美しい旋律が現われる。男声はそれを意識して歌う。20:Do下がりやすい、ぶつけず、レガートで。31:Grolia、自分の為に歌っているのか世界中の人に歌っているのかで、芸術かそうでないかの違いが出る。40:音程。43~乱暴にならないように。Hosanna/in excelsis:語感を大切に。53:女声、男声の次に女声が入ってくる、そのメリハリをつける。
第5曲
フォーレの音楽技法として素晴らしい楽章。45~:オーケストラの和音がハ長調から次々変化。合唱はオーケストラをよく聞きその音色感を出す。翼の内側に抱かれる卵が殻の中から光を見るイメージ。下3声は主旋律(ソプラノ)のオブリガードの役割。超えないように意識する。51~:テキストの意味以外に、フォーレが亡くした大切な人と「できるのであればわたしにとって大事なその人と共にいられるのならどんなにしあわせだろうか」それが全部の音に込められている。個人的な思いではなく世界中の大事な人を亡くした人の思い。指揮をよく見る。ブレスは全部使い切ってから。
第6曲
Tremens~:フレーズの最後まで抜かない。レガート唱法。131~:テノール主旋律、132のC音とても重要。(他の箇所でも)音が上がる時にアペルトにならないように、できるかどうかは別だがそれを意識すれば音楽として伝わる。Libera me:罪の意識を自身の中に宿すことができるかどうか。Dies illa~:神よあなたの希望した地球にはなっていない・・・しかし神は答えず。 そして終曲へ
第7曲
In paradisum:ソプラノ、始めのinが大きくならないように。言葉のアクセントの場所を見直す。力みや金属的な声を無くす、息漏れの無い声で。音程を下げない。
以上
※出演アンケートを提出して下さい。
※公演録音CDを制作します。合唱団受付にある専用申込書を各自お持ちください。