ラター募集【練習を大切にする合唱団】
先日の演奏会で全員が初めて取り組む「永訣の朝」の本番での演奏が実現した理由のひとつに、安定した練習体制にあったのではないか、という意見を聞きます。
1週間に一度必ず同じ曜日同じ会場(カンマーザール)で2時間半の集中した練習を行うことは、音楽を追求しようとしている合唱団にとって望ましい環境だったのだなあとこの4カ月で実感しました。現在都内の会場取りに日々奔走しご苦労されている団が多くある中で、これはとても恵まれている状況といえます。
現在同時募集中のクリスマスオラトリオ所属でラター「グローリア」へも参加する場合、ラターは月に1回程度どこかで練習すれば10月公演・12月公演も歌えるだろうという考えで演奏する人と、この曲をフルオーケストラで演奏するために時間をかけて準備をする指揮者右近先生はじめ合奏集団「新しい音楽生活」の奏者の皆さんとの、作品に対する温度差をどうか想像してみてください。
あたりまえのことですが、合唱は実際に歌う人間が集まって声を発して練習を積み重ねる以外に、細部にわたって音楽を深め作り上げていくことはできないと思っています。それはどの作品でも同じだと思います。合唱団も月曜&水曜にしっかりと練習し準備をしなくてはいけないと考えています。ラター「グローリア」月曜・水曜は【練習を大切にする合唱団】。各曜日とも月2回ずつですが登録後は月・水どちらの練習にも自由に参加できます。
10月のラターはフルオーケストラバージョン、3団体合同という大変迫力ある大きな規模の演奏です。ラター以外の曲も指揮者の意気込みを感じるプログラム。
右近先生からのメッセージ Message from Daijiro Ukon
フォーレレクイエムやモーツァルトレクイエム、「永訣の朝」に参加されていた皆さん、それ以外にもこの曲に新たに取り組もうとお考えの皆さん、月曜都内練習では玉山彰彦先生が、水曜夜立川では小河佑樹先生が、このラターグローリアをしっかりと指導します。お申込みをお待ちしています。
準備の都合がある為、お申込みはお早めにお願いします