新曲 紹介
郡司先生よりメッセージです
今日から7月、暑い日が続いておりますがお元気でお過ごしでしょうか。
先月コンサートを終え、新しい練習が始まっています。
〇マーラー『嘆きの歌』※本番はクリスマスイヴ ミューザ川崎でのコンサート
郡司博にとっては、ほぼ40年前に「千人の交響曲」や「復活」など、マーラーの作品は私たちアマチュア合唱団でも身近になったと言えますが、しかし「嘆きの歌」までは、と 躊躇する 合唱好きも多いことでしょう。
なんと この マーラーの処女作的な作品は、その才能を若い時から最大に持っていたことを明かすことになるのです。あのブラームスでさえこの偉大な作曲家を見抜くことは難しく、自分の後にこれほどの世界が開けるなど予想もできなかったことでしょう。
バロック、古典、ロマン派の 作品に集中してきた私たちにとって、この作品を歌うことが大変なことであることは重々承知していますが 、この曲を大編成のオーケストラと共に演奏できるチャンスは、今回を除くともう巡っては来ないと思います。
マーラー『嘆きの歌』ぜひ 多くの方たちの 参加をお待ちしております。
練習
7月1日(土)18時15分から 東京芸術劇場地下中リハーサル室3 指導:郡司
7月4日(火)18時30分から 雑司が谷地域文化創造館第2練習室 指導:渡部智也
7月5日(水)14時から カンマーザール in立川 指導:郡司
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他にも多くの演奏が動画で出ています。作品の世界の大きさに圧倒されます!
今やマーラー作品の合唱指揮者として草分け的存在である郡司先生が、1900年代(1989-1997)世界的指揮者と共に関わっていたマーラー作品の公演
1989 「復活」 サントリーホール フランクフルト放送交響楽団 指揮 エリアフ・インバル
1990 「復活」 俊友会管弦楽団 指揮 堤俊作
1990 「千人の交響曲」 サントリーホール ポーランド国立クラコウフィルハーモニー管弦楽団 指揮 ローランド・バーダー
1990 「千人の交響曲」 東京芸術劇場 フィルハーモニア管弦楽団 指揮 G.シノーポリ
1991 「復活」 東京芸術劇場 PMFオーケストラ 指揮 C.エッシェンバッハ
1992 「交響曲第3番」昭和女子大学人見記念講堂 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 指揮 十束尚宏
1995 「千人の交響曲」 オーチャードホール 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 指揮 十束尚宏
1997 「千人の交響曲」 オーチャードホール 俊友会管弦楽団 指揮 堤俊作
(小冊子 郡司博ー合唱指揮者の熱き40年ー より抜粋)
この後も多くのマーラー作品の合唱を指導してきています。
2016年「千人の交響曲」を指導した際の郡司先生のインタビュー記事です。こちらもどうぞお読みください。
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