コントラバス
2018年04月19日
オーケストラで大きな楽器といえば、第九の時はコントラバスの一群が目を引きます。レチタティーヴォのところはいつも内心カッコイイ!としびれながら聞き惚れている一合唱団員です。以下はその部分についてシンドラー(第九初演当時ベートーヴェンの秘書のような役割を果たしていた)が会話帳に記した一連の発言、およびその行間から読み取れるベートーヴェンの返答。(〈第九〉誕生ハーヴェイ・サックス著より)
〔シンドラー:〕レチタティーヴォはコントラバス何人で弾くべきですか?
それは本当ですか?全員ですか!
厳格にテンポ通りに演奏するのなら問題はありませんが、歌うように演奏する場合は、リハーサルで相当の困難が伴うでしょう。
もし老クラムスが生きていたら心配する必要はないのですが。なぜなら彼は12人のコントラバスを率いて彼の思うとおりに従わせることができたからです。
本当に、〔音符〕の下に言葉が付されているようにですか?
もし必要なら、私が下に歌詞を書き入れましょう。彼らが歌うことを学べるように。
興味のある方は美しい音色をお楽しみください。
コントラバスもいいですけど、弾いてる人の声も深くて耳に心地いいですね。そして練習で先生が仰っていたように、日本語と違いドイツ語は語尾の最後まで息が流れていますね。。普段の生活ではあまり聞くことのないドイツ語も一緒に聞いてみました。