オケ合わせ 8/23
8月23日(水)オケ合わせ ルネこだいら中ホール
指揮 郡司先生
管弦楽 オラトリオ・シンフォニカ・JAPAN
独唱 ソプラノ 見角悠代 バス 小河佑樹
立会い 玉山先生
合唱 92名(S36/A29/T12/B15)
舞台のせりを下げ、オーケストラ・指揮者を合唱団が大きく半円状に囲む形で行いました。
■合唱団への郡司先生の指導内容 (抜き出し)
・オケ合わせは相当集中力をもってやらないと意味がない。
1曲目
・冒頭、オーケストラをよく聞き冷静に拍をとり、そしてテンポを守る。皆さんひとりひとりがテンポを合わせることが重要。・1本のラインに聞こえるよう。2小節のフレーズを息の質を変えないように。
・テノール:オーケストラはエネルギッシュに演奏するが、合唱は冷静にレガート。フレーズの中で絶対に声を抜かない。音をぶつけない。
・呼吸の準備を怠ると声の立ち上がりがはっきりしない。
2曲目
・テノールはとても難しいがその厳しさを乗り越えて欲しい。いつも音圧を下げないで。
・フレーズの最後の最後まで息を使い切る。
・90小節:men(息を使い切る)で全パート一瞬の間、消えてから次のAmen。91小節:ソプラノ全員、ファ♯二カ所とも上向き矢印を書き込む。最後は楽譜を見ないで指揮に集中、音が揺れてはならない。最後はオルガンの音が残ります。
3曲目
・ソプラノきれいなだけの声にならない。
5曲目
・45小節テンポのまま。調の変化を感じながら
・美しいだけなく強さも失わないような声。
・45小節~、前曲Pie Jesuから次のAgnus deiテノールソロに受け継がれてきたものを、おとしめてしまわない無くさない、合唱はそれ以上のものを出す。
6曲目
・長い長い人生の最も疲れ果てたところからにじみ出てくるLibera me。元気よく歌わない。
7曲目
・ソプラノ美しさを保ちながらも生命力が欲しい。音符の境目が見えないようレガートで歌う。インテンポを厳守。
以上
ソリストのお二人:3曲目ソプラノ見角さんの歌は、哀しく切なくなるほどに美しいPie Jesu。そして慈愛に満ち溢れ、力強く、生と死を、無限の愛を感じ、心の奥深くに堰き止めていた涙が思いがけずあふれてくる、そのような歌でした。5曲目小河さんのバリトンソロに聞き惚れうっかり準備が遅れそうになる合唱団。
多くの指摘を受けながらもオーケストラの重厚で深い響きに導かれるように、合唱団は始めから最後まで集中力が途切れることなく歌えたのではないでしょうか。最後にステマネさんより「本番では今まで合唱の練習でしてきた事を忠実にやる、それ以上の何かをやろうとしない、それがいい演奏に近づくのでは」という貴重な言葉をいただきました。101名の合唱団とオーケストラ、ソリストが指揮者のタクトのもと響き合う演奏会。本番は土曜日です。今日の内容を振り返り、体調を整えて全員で本番を迎えられますように。