モーツァルト作曲 ミサ・ブレヴィスハ長調K.220

『雀のミサ』

指揮:玉山 彰彦

この作品は Hosanna に出てくる印象的な音型から「雀のミサ」と呼ばれて親しまれています。また、楽器編成や演奏時間がコンパクトなのも、「雀」と呼びたくなる要因の一つなのかもしれません。

しかしながら、全楽章を通して華やかで生命力に溢れており、ホモフォニックで力強く言葉を表現する音楽は、「雀」という言葉の印象とは少し異なるかもしれません。

モーツァルトの宗教音楽の中ではあまり演奏機会に恵まれている作品ではありませんが、隠れた名曲の一つだと感じています。品がありつつもみずみずしくエネルギッシュなモーツァルトをお届けできたらと思います。(玉山彰彦)

【合唱音楽の森Vol.3】

合唱指揮58年郡司博プロデュース

2025年4月27日(日)19:10開演(18:40開場)

杉並公会堂大ホール 全席自由3000円 

チケット:こちら